【SONY LinkBuds S】快適すぎて手放せない!シンプルでおしゃれなワイヤレスイヤホンの長期使用レビュー

今回はSONY LinkBuds S(WF-LS900N)という世界最小・最軽量級を実現したイヤフォンについて紹介していきます。耳の穴が小さくて、AirPods第3世代がつけることができなかった筆者でもぴったりフィットしてとても使いやすいイヤフォンです。

Apple純正のAirPodsからSONYに勇気を出して乗り換えてみてから2年間経ち、LinkBuds Sはの使い心地は果たしてどうだったのかを忖度なくレビューしていきたいと思います。

SONY公式より

まず最初にLinkBuds Sのメリット・デメリットを比較表で紹介します。

メリットデメリット
長時間着用しても疲れない
ノイキャン機能で騒音が気にならない
外音取り込みで音を取り込める
耳からあまり飛び出ない
圧倒的にコスパが良い
着けたらすぐに接続できる
稀に接続が不安定になる
スマホの専用アプリが推奨される
モードの自動切替が使いづらい

それではLinkBuds Sを2年間の長期使用してきたレビューを忖度せずに辛口でで解説していきたいと思います。

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目次

LinkBuds Sの概要と性能の紹介

「LinkBuds S」は2022年6月にソニーから販売されたワイヤレスイヤフォンです。

もともと「LinkBuds」というリング型のイヤフォンが販売されていましたが、「LinkBuds S」はカナル型になっておりより耳にフィットしやすいデザインです。

ソニー公式より:LinkBuds
ソニー公式より:LinkBuds S

また「LinkBuds」にはノイズキャンセリング機能がついていませんでしたが、「LinkBuds S」にはノイズキャンセリングモード・外音取り込みモードが備わっており、イヤフォンをタップすることでそれぞれのモードに簡単に切り替えることができます。

私は電車の使用頻度が高いので、普段はノイズキャンセリング機能を使いつつ、車内放送などが流れた際には外音取り込みモードにして状況を確認する。というふうな使い方をしています。

LinkBuds Sのスペック・性能表

スクロールできます
項目機能の詳細
重量片耳:4,8g
本体込み:43g
サイズ約6×4×3 cm
電源リチウムイオン
充電方法USB-C端子
充電速度5分充電で60分再生
連続音声再生時間NCオン:最大6時間
NCオフ:最大9時間
連続通話時間NCオン:最大3時間
NCオフ:最大3,5時間
ケース本体を含めた音声再生時間NCオン:20時間
NCオフ:30時間
通信距離最大10m
防水規格IPX4

外観と付属品

外箱

外箱は紙のような素材で作られておりますが頑丈で衝撃などが加わってもへこまなそうです。

外箱2

ふたを開けると内箱の中にLinkBudsが収容されております。

内箱

内箱を取り出して見ると各付属品に仕切りがついておりきれいに収納されています。紙で作られているのに高級感が漂っているのはSONY製品の素晴らしさを感じます。

付属品の詳細

内箱に入っている付属品を取り出してみると以下の付属品が収容されていました。

  • LinkBuds S 本体
  • USB A-C 充電コード (22cm)
  • イヤーピース×2セット(SS,S,M,LL)
  • 取扱説明書
  • 保証書

イヤーピースも4種類ありますので耳の小さい方でも安心して使用することができます。AirPods第2世代が耳に入らなかった私でも、MもしくはSサイズがちょうどフィットしました。

本体・ケースの外観

本体ケースの表側

本体の触り心地はサラサラしており、小さくとても軽いです。本当に中にイヤホンが入っているのかわからなくなるくらい軽いです。底面は平らになっているので自立することができます。

本体ケースの裏側

裏側にはUSBタイプCの差込口リセットボタンが入っています。

右上の傷はカバーを購入する前に落として着けてしまったものです。本体ケースのカバーについて気になる方は本記事のこちらの部分を御覧ください。

イヤホン本体

本体はかなり小型で、持っている感覚がないほど軽量です。また内側にはL・Rのマークがあるので左右の間違えも起こしにくいです。

イヤホン左右

イヤホンの横側には「SONY」のロゴマークが印字されており、シンプルでカッコ可愛い見た目になっています。

LinkBuds Sを2年間使用してみて感じたメリット

Apple純正のAirPodsからSONYに勇気を出して乗り換えてみて、実際に2年間使用して感じたメリットを紹介していきたいと思います。

  • 長時間着用しても疲れない
  • 耳へのフィット感がすごい
  • ノイキャン・外音取り込み機能が超便利
  • 圧倒的にコスパが最強
  • デバイスへの接続が早い
  • ケースが軽くてコンパクト

長時間着用しても疲れない

SONY公式ページより

LinkBuds Sは2022年に世界最小・最軽量級を実現したイヤホンですので、本当に軽くて耳が疲れません。

あらいぐま

AirPodsでは1時間以上着けていると耳がすこし痛くなったり違和感を感じていましたが、LinkBuds Sは数時間着けたままでも平気で作業をしてられます!

耳へのフィット感がすごい

AirPodsでは耳から少し飛び出て落ちてしまいそうですが、LinkBuds S小型で耳との接触面積を増やした「エルゴノミック・サーフェース・デザイン」を採用しているので耳にピッタリフィットします。

また重心が頭の近くにあるため安定した装着性になっています。

あらいぐま

私の場合AirPods第2世代では少し動いたりすると自然と落ちていってしまいましたが、LinkBuds Sではウォーキングをしたり軽いジョギングでも落ちませんでした。

またSONYの専用アプリを使って自分に合ったイヤーピースを診断してくれるのでより正確にフィットすると思います。

Sony | Headphones Connect
Sony | Headphones Connect
開発元:Sony Corporation
無料
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ノイキャン・外音取り込み機能が超便利

SONY公式ページより

本イヤホンの目玉機能でもあるノイズキャンセリングと外音取り込み機能ですが、イヤホンの側面をタップすると切り替えすることができます。

ノイズキャンセリング機能は上位モデルである「WF-1000XM4」と同じ統合プロセッサーV1チップを用いられているので小型ながらに高いノイズキャンセリング性能を実現しています。

ノイズキャンセリング機能は電車内の騒音も全く気にならないレベルです。

外音取り込み機能は、音声も再生しながらも周囲の音もきくことができる機能です。

また、外音取り込みレベルも20段階で調整できるので自分好みに調整し易いのもポイントが高いです。

あらいぐま

通勤時間に普段はノイキャンにしつつ、車内放送が聞こえた際にはタップで外音取り込み機能に切り替えて使用しています!

圧倒的にコスパが最強

LinkBuds Sはノイキャン機能も上位モデルと一緒であり、高音質・高通話機能そして外音取り込み機能など、あらゆる機能が備わっているのにもかかわらずAmazonでは20,000円を切っています。

他イヤホンの強みを取り込んでおり、あらゆる面において80点以上は取れているバランスの良いイヤホンだと思っています。

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デバイスへの接続が早い

SONY公式ページより

左右同時伝送方式に加え、統合プロセッサーV1により通信アルゴリズムが最適化されることで接続が安定し、周囲に干渉のある環境下でも音飛びがしにくくなりました。

どんなスマホ(XperiaもiPhoneも)でも高い接続安定性と低遅延性を有しています。

あらいぐま

私のiPhoneの場合、体感1〜1,5秒ほどで接続されます!

ケースが軽くてコンパクト

本体・ケースが小型化されたので、外出時にバックの中に入れてもかさばらずに持ち運びやすいです。重量面で見ても43gと軽いのでポケットなどに入れていても気にならないです。

LinkBuds Sを2年間使用してみて感じたデメリット

次にデメリットについても合わせて以下に紹介します。

  • 稀に接続が不安定になる
  • スマホの専用アプリが推奨される
  • モードの自動切替が使いづらい

順番に解説していきます。

稀に接続が不安定になる

原因があまりわかっていないのですが、片耳だけ接続が途切れることが稀にあります。

頻度で言いますと大体1〜2ヶ月に1回ほどですが、その際にはイヤホンを耳から外して着け直したり、左側のイヤホンをタップしたりすると解決するのであまり生活には支障がないと思います。

iPhoneであればAirPodsのほうが接続性は安定しているなと個人的には感じました。

あらいぐま

ただし製品のスペックと値段を考慮するとLinkBuds Sのほうが圧倒的にコスパが良いと思います!

スマホの専用アプリが推奨される

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LinkBuds Sでは、各種設定を上記のアプリを用いて行います。

実際に設定を変更する頻度は少ないのであまりアプリを使わないと思いますが、少しでもスマホの容量を浮かせたいという方には少し嫌な気持ちになるかもしれません。

あらいぐま

アプリの容量は200MBくらいでした!

モードの自動切替が使いづらい

自宅・駅・職場・学校など様々な場所でモードを自動で切り替えることができる「アダプティブサウンドコントロール」という機能がLinkBuds Sには備わっています。

一見とても便利な機能に見えますが、モードが切り替わって欲しくないタイミングで切り替わってしまう事が多々あります。

そのためこの「アダプティブサウンドコントロール」をオフにしているかたは多いのではないでしょうか?

また、モードの切替時に音声案内がないので今がどのモードなのかも判断しにくいのも少しマイナスなポイントです。音声案内はありませんが、モードを切り替えるときには効果音が鳴ります。

切り替えるときの効果音
  • 外音取り込み:高い効果音(デデデーン↑)
  • ノイズキャンセリング:低い効果音(デデーン↓)

LinkBuds Sの本体ケースにはカバーは必要か?

シリコンカバーケース

私はLinkBuds Sを購入したての際に落としてしまい、ケースに傷がついてしまったのでシリコン製のカバーを購入しました。

こちらのカバーも2年間使用していますが、1000円もかからない値段でケースを衝撃や汚れや保護できます。本体を綺麗なまま保ちたい人や、ストラップを着けておしゃれにしたい人におすすめです。

AirPods Pro・LinkBudsとの性能比較表

最後にLinkBuds S・LinkBuds・AirPods Proの3つのイヤホンを比較した表を紹介します。

製品名

スペック
LinkBuds S
LinkBuds
AirPods Pro2
重量片耳:4,8g
本体込み:43g
片耳:4,1g
本体込み:34g
片耳:5,3g
本体込み:60g
サイズ約6×4×3 cm約4×5×3 cm約4,5×6×2 cm
充電方法USB-C端子USB-C端子USB-C端子
ワイヤレス充電
連続音声再生時間NCオン:最大6時間
NCオフ:最大9時間
最大5.5時間最大5,5時間
ケース本体を含めた
音声再生時間
NCオン:20時間
NCオフ:30時間
最大17,5時間最大30時間
通信距離10m10m不明
防水規格IPX4IPX4IP54
価格(Amazon)18,980円19,964円38,982円
あらいぐま

この比較を考慮してもLinkBuds Sの圧倒的なコスパの良さがわかりますね!

AirPods Pro 第2世代のレビューについてはこちら

この記事ではLinkBuds Sについて紹介しましたが、下の記事ではAirPods Pro 第2世代について紹介します。興味のある方は是非ご覧ください。

【まとめ】SONY LinkBuds S はこんな人がおすすめ

LinkBuds Sの性能について、ここまで紹介していきました。最後にLinkBuds Sはどんな人におすすめかを紹介していきたいと思います。

LinkBuds Sはこんな人におすすめ!
  • 耳が小さく、ぴったりハマるイヤホンが欲しい
  • ノイズキャンセリング機能が欲しい
  • 長時間着用しても疲れないイヤホンが欲しい
  • コスパが良いイヤホンが欲しい
  • 音質は一定以上良ければ満足できる

LinkBuds Sは、他のイヤホンの強みを取り込んでおり、「あらゆる面において80点以上は取れているバランスの良いイヤホン」だと思っています。

性能だけでなく、金額面でもかなりコスパが良いのでぜひ購入して試していただけたらと思います。

あらいぐま

最後まで見ていただきありがとうございました!

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